アナログ原稿でのカラーの場合

カラー表紙の場合、表紙と裏表紙を別々に描いてモノクロのように面付けして表紙にする方法と、一枚の紙に書いてしまう方法があります。

カラーコピーはちょっとした汚れや影を忠実に再現してしまうので、できるだけ一枚の紙に(B5の本ならB4の紙、A5の本ならA4の紙)に書くのがおすすめです。

その際、紙の端まできちんと描いておかないと、変な余白が表紙にできてしまうことがあるので注意が必要です。

なお、漫画原稿用紙の薄い水色や黄色い線もカラーコピーは再現してしまいますので、カラー原稿に漫画原稿用紙を使うのは避けましょう。

また、カラーはホワイトを使うとそのホワイトも再現してしまいますので、極力ホワイトを使わないように注意が必要です。

データ原稿でのカラーの場合

データ原稿のカラーは、原寸で作ります。

B5本ならB4サイズ、A5本ならA4サイズで作ります。

解像度は350pxでCMYKで作成します。

データ原稿はコピー機で出力をする形になりますので、データ出力に対応していないコピー機では印刷できません。(最近はコンビニコピー機のほとんどが出力に対応しています)

コピーはどうしても周囲に5mm白ふちができてしまいますので、それを見越して文字などを若干内側に配置する必要があります。