オフセット印刷(オフ本)について
オフセット印刷の補足説明しておきます。
オフセット印刷は、版とインクを使って印刷する方法で、よくわからなければ印刷所で刷ってもらう印刷方法と思ってもらって差し支えありません。
同人誌印刷を行っているほとんどの印刷所で取り扱いがあります。
主なメリットは下記の通りです。

オフセット印刷の長所(メリット)
1)印刷が美しく、細い線が美しく再現されます。
※あまり細すぎる線は、かすれて出ないこともあるので注意が必要です。
2)ベタ(真っ黒に塗りつぶした部分)が真っ黒になって印刷されるので、ムラがなく、きれいに印刷されます。
コピーをしたときのような、ベタに白いカスレが出ることがありません。
3)分厚い本でも大丈夫です。(上記の本の写真の本は、212Pあります)
オフセット印刷の短所(デメリット)
1)元手がかかります。
諸費用(送料や消費税など)も含め、最低でも1万円ぐらいはかかります。
2)少部数を印刷するには割高になります。
30部や50部などの場合、1冊あたりの単価がかなり高くなります。
3)入稿の締め切り日を守らなくてはなりません。
締め切り日を破った場合、割り増し料金で印刷してもらうか、コピー本か、次の機会の発行ということになります。
オフセット印刷のおすすめポイント
オフセット印刷は、何より本文印刷の美しさが違います!
まんがを書く方でしたら、一度はオフセット印刷を体験することをオススメします。
感動しますよ~。^^
ただ、お金がかかりますので、予算の段取りだけはしっかりしておいてください。
ほとんどの印刷所は前払制です。
※まれに後払いの印刷所もありますが、本を売り上げてからお金を払いますというのは一切通用しません。
支払いをしないと裁判になることもありますので、しっかりお金を用意してから印刷所に頼みましょう。