仕様と台割を決めたら早速原稿を書いていきましょう。

本文

アナログ漫画原稿の場合

アナログ漫画原稿は、市販の漫画原稿用紙に書いていきます。

投稿サイズ、同人誌サイズどちらでも大丈夫です。

漫画原稿用紙はとても描きやすいのですが、コピー本の場合、最後に原稿の余分な枠部分を切っていく作業が発生します。

この作業に、結構時間を取られる場合があります。

これが嫌な方は、B5サイズのケント紙などに描く方法もあります。

デジコミの場合

デジコミの場合は、基本的に作る本のサイズで原稿を作っていきます。

本のサイズ=原稿の仕上がりサイズ

です。

表紙・裏表紙、別々でも、見開きでも(つながったイラストの場合は見開き)、作りやすい方で作成して大丈夫です。

B5本なら、仕上がりB5サイズでデータ原稿を作成します。

A5サイズなど、どうしても原寸で原稿を作りにくい場合は、B5サイズで原稿を作成したものを、コピー時に縮小印刷という方法もあります。

デジコミはデータ上で縮小すると、線のにじみやぼやけ、トーンのモアレの原因になりますので、制作中データの拡大、縮小は厳禁です。

まえがき(目次)、あとがき(インフォメーションページ)、奥付

本文と同時に、まえがき(目次)、あとがき(インフォメーションページ)、奥付のページも作ります。

原稿は案外直前ギリギリまでやってることが多いので、これらを先に作っておくことをおすすめします。(笑)

原稿が仕上がらないと、このうちのどれを作っていいか分からない場合は、奥付だけでも作っておきましょう。

奥付は必須です。

奥付には、

・タイトル
・発行日
・発行者+発行サークル名(発行者名はペンネームで可)
・印刷所(コピー本の場合は入れないこともあります)
・連絡先(メールアドレスで可)

を入れます。

下記にサンプルを掲載しておきますね。(相当古いですが…^^;)

コピー本奥付 その1

同人誌の奥付

 

コピー本奥付 その2

同人誌の奥付2