コピー本の仕様を決めたら本文の原稿作成にとりかかろう【コピー本の作り方3/9】
仕様と台割を決めたら早速原稿を書いていきましょう。
本文
アナログ漫画原稿の場合
アナログ漫画原稿は、市販の漫画原稿用紙に書いていきます。
投稿サイズ、同人誌サイズどちらでも大丈夫です。
漫画原稿用紙はとても描きやすいのですが、コピー本の場合、最後に原稿の余分な枠部分を切っていく作業が発生します。
この作業に、結構時間を取られる場合があります。
これが嫌な方は、B5サイズのケント紙などに描く方法もあります。
デジコミの場合
デジコミの場合は、基本的に作る本のサイズで原稿を作っていきます。
本のサイズ=原稿の仕上がりサイズ
です。
表紙・裏表紙、別々でも、見開きでも(つながったイラストの場合は見開き)、作りやすい方で作成して大丈夫です。
B5本なら、仕上がりB5サイズでデータ原稿を作成します。
A5サイズなど、どうしても原寸で原稿を作りにくい場合は、B5サイズで原稿を作成したものを、コピー時に縮小印刷という方法もあります。
デジコミはデータ上で縮小すると、線のにじみやぼやけ、トーンのモアレの原因になりますので、制作中データの拡大、縮小は厳禁です。
まえがき(目次)、あとがき(インフォメーションページ)、奥付
本文と同時に、まえがき(目次)、あとがき(インフォメーションページ)、奥付のページも作ります。
原稿は案外直前ギリギリまでやってることが多いので、これらを先に作っておくことをおすすめします。(笑)
原稿が仕上がらないと、このうちのどれを作っていいか分からない場合は、奥付だけでも作っておきましょう。
奥付は必須です。
奥付には、
・タイトル
・発行日
・発行者+発行サークル名(発行者名はペンネームで可)
・印刷所(コピー本の場合は入れないこともあります)
・連絡先(メールアドレスで可)
を入れます。
下記にサンプルを掲載しておきますね。(相当古いですが…^^;)
コピー本奥付 その1
コピー本奥付 その2