同人誌の本の仕様を決める
さて、本を作る前に、基本的な仕様を決めてから取りかかるようにしましょう。
同人誌を本の形で作るには、どうしてもお金がかかります。
予算内で本を作るためには、原稿に入る前に、ざっくりでもいいのでおおまかな仕様を決める必要があります。
予算から仕様を決めてもいいですし、仕様を決めてから予算にあわせて微調整するのでもどちらでも大丈夫です。
おおまかな仕様を決めてから、譲れるものと、譲れないものを調整しながら進めていくようになります。
本を作るにあたって、原稿に入る前に決めておくといいものは、下記通りです。
基本的な仕様を決める項目
1-印刷方法
2-表紙の印刷色
3-本のページ数
4-本のサイズ
5-発行部数
6-発行日
私は2人サークルをしていたので、この仕様の段階で全体像を決め、その後、それぞれの持ちページを配分してからとりかかっていました。
といいますか、これを決めないと編集側(主に私が編集をしていた)が何も進められないのです。
お金の調達の問題とか(2人で出し合うので、事前に相方に正確な予算を告知しておく必要があった)、締切日の問題とか(原稿をもらってノンブル打ちなどの作業があった)、穴埋めページ作成の問題とか。
本を作る上で決めるべきこと、原稿以外にすべきことというのは、案外多いものです。
これらは原稿制作に取り掛かって、締め切り直前に考えたり決めたりするのでは、慌ててしまってることも多く、思ったとおりに事が運ばないことがあります。
ページ数などは実際に書いてみないとわからない部分もあります。
それでもこれらを決めてとりかかるのと、そうでないのとでは、進行に差がでてきますし、最後に慌てなくてすみます。
ざっくりでもいいので、仕様を決めてから制作に入りましょうね。