フルカラーの表紙にはオプションとして、よくPP加工、マットPP加工が出てきます。
これは印刷が済んだ表紙やカバーなどにフィルムを貼って、光沢を出したりする加工のことです。
PP加工はツヤがあり、マットPP加工はツヤがありません。
本屋さんで売られているコミックスのカバーにはこのPP加工が施されています。(ジャンプなどの単行本の表紙などがそうです)
まれに大判の単行本でマットPP加工が施された単行本などが見かけられます。(光沢のないカンジでしたら、マットPP加工が施されています)
主に使われるのはカラー表紙に対してです。
モノクロや1色、多色刷りの表紙でも印刷所によってはOKなところもあるかもしれません。
その際には表紙の紙はデコボコしていないものを使用しましょう。
PP加工、マットPP加工は無理にしなくても構わないのですが、見栄えが良く、本の持ちもよくなるので、カラーで表紙を印刷されている方は、加工をされている本が結構多いように思います。
モノクロや1色、多色刷りのなどの表紙で加工されているのは私の知る範囲では見たことがありません。
また、PP加工など以外でも、ホログラムが浮き上がるタイプの加工などもあるようです。
PP加工は追加料金でお願いすることが多いので、お財布と相談して決めましょう。