10-オフ本を作ろう(カラー表紙1)
アナログカラー表紙は、表紙専用用紙に描くと便利です。

カラーを描く際には、必ず背幅をとりましょう。
背幅は本文用紙によっても変わってきます。
表紙のヨコのサイズは
背幅分+規格サイズ(A5本なら横148mm×2、B5本なら182mm×2)です。
そして必ずこのサイズ以上にたっぷりと描いておきましょう。
タテも必ず規格サイズ以上に描いておきましょう。
(タテの規格A5は210mm、B5は257mm以上必ず描くこと)
きっちりしか描いてなかった場合、塗り残しのまま断裁されてしまうことが
あります。
(断裁や巻きの関係で微細なズレが起きることはままあるからです。)
表紙を描くときは裏にアタリをとっておくと塗り残しのミスを防げます。
表紙は黄色や水色のアタリ線でも再現してしまうので、表には書きこまないでください。
表紙専用用紙を使わない場合は紙は必ず規格サイズ以上(A5本ならA4以上の紙。B4とかがいいでしょう)を使います。
そして、
トンボを斜めやサイズを狂わないようにとり、縦と横のセンターをとっておきます。
イラストボードそのままは印刷屋さんによっては扱っていないところもあります。
イラストボードは下の台紙を剥がして使うことができるので、台紙を剥がして使いましょう。
背表紙幅(本文:上質紙70Kgの場合)
P数 | 40P | 60P | 80P | 100P | 120P | 140P | 160P | 180P | 200P |
背幅 | 2mm | 3mm | 4mm | 5mm | 6mm | 7mm | 8mm | 9mm | 10mm |
今回は表紙に文字入れ(ポスターカラー、レタリングシートなどによる文字入れ)をしたものを掲載しています